2014年1月21日火曜日

ミルトン・エリクソンの系譜:癒やしのメタファーのつくり方(その20)



  ミルトン・エリクソンの哲学の根幹であるユーティライゼーションは、その対象が艱難辛苦だったとしても、「その艱難辛苦のおかげで、人生、予想外に面白くなってしまったぢゃないかぁ~」と思えるくらい、それを使い倒すことでしょうかねぇ・・・・まぁ、実際やろうと思ったら口で言うほど簡単ではないのでしょうけれども・・・・・

ひとり言


癒やしのメタファーのつくり方(その20)
 
さて、昨日の続きを書いておきましょう。

 ミルトン・エリクソンの心理療法の枠組みはコンサルタントの使う FIT & GAP、もっと正確に言うと、ビジネスの場合はほとんど定量的な情報で設定される目標に、さらに、認識主体の主観的な感覚とか心身状態まで含む定性的な情報も付加した形式の FIT&GAP だったわけです。

 もちろん、ゴール設定で難しいのは、放っておくと過去の延長で未来の目標を立ててしまうことになります。
 

 これだとあまり意味がないわけで、一見都合の悪いことも、外的な変化として内的に取り込みましょう、というのがユーティライゼーションということになってきます。

 それで、上の話を前提としてエリクソンの次女のベティ・アリス・エリクソン女史の資料を読んでみましょう。[1]

(翻訳は適当)

This changes the definition of therapy
Problems always exist
But problem content can be changed
Or accepted
Different ways of looking at things can be fun and creative
Can become a joint and enjoyable exercises
Expansion of choices becomes the focusnot the problem
Practicing different ways of thinking and responding can be a goal in itself

 (ユーティライゼーション)は「心理療法」の定義を変える
  問題はいつも存在している。
    しかし、問題の内容(コンテンツ)は変えることができる
    もしくは、受け入れることができる
  物事を異なる方法で見ることは面白くて創造的になり得る
   共有された楽しい練習になり得る
     選択肢を広げることに焦点を当てる、問題ではなく
     異なるやり方で考え、反応することそれ自体がゴールになり得る


 (つづく)

文献
[1] http://www.ericksoncongress.com/IC11/handouts/FH08-AnecdotesAndMetaphors.pdf

記事の内容の正誤について、執筆者は一切保証いたしません。また、本書の内容、エクソサイズなどを実行した結果被った被害などについて著者は一切責任を負わないこととします。本ニュースレターの内容は、以下クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従うものとします。但し、引用元の著作権は引用元に所属します。ご意見、ご感想は次へ tritune'`@''gmail.com https://www.facebook.com/okirakusoken






0 件のコメント:

コメントを投稿