2014年1月30日木曜日

フランシスコ・ヴァレラ物語



 Youtubeにチリ出身の生物学者で「オートポイエーシス」の共同執筆者であるフランシスコ・ヴァレラのドキュメンタリーがアップロードされています。20分あたりのグレゴリー・ベイトソンとの交流を含め、この映像は個人的にはストライクゾーンですねぇ。で、映像は、基本的には英語なのですが、ヴァレラの関係者はスペイン語、途中登場するサイバネティストのハインツ・フォン・フォルスターはドイツ語でしゃべっていて国際色豊かな感じがしてきますねぇ・・・・・



フランシスコ・ヴァレラ物語

  

 ここでのテーマは、映像にもあるように「What is Life ?」。つまり、「生命とは何か?」です。

 人類学者グレゴリー・ベイトソンは、世の中に存在しているものを、グノーシス派の言葉を使ってプレローマ(無生物)とクレアトゥーラ(生物)に分けて考えたことを思い出しますが、この映像の20分あたりでもベイトソンとヴァレラとの交流が描かれています。

 では、システム論的に「生命を持ったシステムとは何か?」と問われれば、例えば、オートポイエーシス論といったもので定義しないと生命はうまく定義できないというわけです。

 そして、「生命とは何か?」をライフワークとして探求したのが、チリ出身の生物学者。オートポイエーシスの共同執筆者であるフランシスコ・ヴァレラというわけです。ヴァレラは色々なところで才能を発揮しますが、波瀾万丈の人生を送った人でもあるように思います。

1973年、ピノチェト政権の軍事クーデターにより海外生活を余儀なくされる。キリスト教徒からチベット仏教徒へ。 認知科学と仏教との共通点を描いた著作「身体化された心」の著書。認知科学と仏教の交流を志向したMind and Life Institute の創設に深く関わる。


1986年からフランスへ移住。末期がんのため2001年死去。娘のエレノア・ヴァレラは有名なモデル。

ライフワークとして「生命とは何か?」「意識とは何か?」を探求した科学者です。それで、Youtubeの映像を見るとがんに罹患してほぼ晩年のインタビュー映像が出てくるわけですが、眼光鋭い目の輝きはまったく失われていないのだなぁ・・・と感じたところです。


文献

[1]http://ja.wikipedia.org/wiki/フランシスコ・ヴァレラ

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