2014年2月4日火曜日

マインドフルネスの系譜



 人間は未来のことを妄想したり、過去の経験に捕らわれていたりして、今ココで起こっていることを自分の五感できちんと経験しているか?という案外むずかしいように思ってくるわけですねぇ。歩きスマホとかまったく今ココの経験ではないですしねぇ(笑)。



マインドフルネスの系譜

 昨年の11月に TED のプレゼンテーション「Vippasana Meditaion and Body Sensation 」という映像が提供されているわけですが、個人的には非常に興味深く眺めていたわけです。



 さて、個人的には単純にデカルトの心身二元論には還元できない仏教を、同じ心身二元論を志向しない一般意味論で説明されていた著作である「Buddhis General Semantics」が思い出されるわけですが、この中に集中の瞑想であるサマタ瞑想と対比した形式で、自身の中に沸き起こってくる知覚や思考をある意味メタ認知し、メタの視点からラベリングを繰り返すようなヴィパッサナー瞑想について書かれていたわけです。[1]

 それで誤解を恐れずに言えば、米国を中心に広がりを見せている「マインドフルネス(瞑想)」は釈迦が悟りを開くために使ったとされるこのヴィパッサナー瞑想をベースにしていると考えてよいでしょう。[2]

 それで、個人的にこのマインドフルネスについて面白いなぁと思うのは、自分の中に沸き起こる知覚や思考、感情をメタの眼差しから眺め、時にそれが「妄想」であるとか「考え」であるとかコトバのラベリングを入れて意識化して、思考の連鎖を止めることでしょう。逆に言うと、安っぽい自己啓発のように出来もしないゴール設定をしたり、空元気を出すようなことはせず、今ココで起こっている自分の経験をひたすらメタに眺めている・・妄想や頭の中のおしゃべりはコトバのラベリングで止める・・・起こっていることをありのままに五感だけで経験する・・・・・という経験が面白いところでもあるわけです。

このあたりは春秋社さんの本[3]も出ていますし、ネットでもやり方が簡単に手に入るので試さない手はないですねぇ。[4]


文献

[4]http://www.justbegood.net/Downloads/e-books/vipassana-meditation-handbook.pdf

記事の内容の正誤について、執筆者は一切保証いたしません。また、本書の内容、エクソサイズなどを実行した結果被った被害などについて著者は一切責任を負わないこととします。本ニュースレターの内容は、以下クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従うものとします。但し、引用元の著作権は引用元に所属します。ご意見、ご感想は次へ tritune'`@''gmail.com https://www.facebook.com/okirakusoken





0 件のコメント:

コメントを投稿