2014年3月24日月曜日

組織セラピー



 「組織セラピー」は高々100ページくらいの本で、技法の詳細なことは何も書いていないわけですが、少なくとも、家族療法、短期療法やエリクソニアン・アプローチが組織開発(OD)、組織のチェンジ・マネジメントやトランスフォーメーションにおいて活用できることが示されていることには間違いないですねぇ。

 個人的には物理的な世界ではTOC(Theory of Constraints) 、認識の世界についてはエリクソニアン・アプローチかMRIMental Research Institute)のアプローチの両方使って色々やってますけれどねぇ(笑)。もっとも、どちらもシステム論的な方法論なのでしょうけれども、物理的世界と論理的世界では有効なロジックが違うのでこのあたりはちょっと工夫が必要なのでしょうけれども。

 で、個人的にはエリクソニアン・アプローチやMRIを学ぶのに少なくとも5-6年の時間的投資をしているわけですが、結論から言うと賢い投資だったかなぁ~と思っているわけです。



組織セラピー

 エドガー・シャインら著作「組織セラピー」[1]邦訳が出ていたので読んでみました。


 TOC (Theory of Constraints)のフレームワークを使って、仕事のやり方を変えてもらう時のクライアントからの抵抗ということは以下のリンクで書いたわけですが


、問題解決において、その解決策が有効かどうかより、クライアントの抵抗を抑えてその解決策が実際に実行できるかどうかのほうが重要な問題となることが少なくありません。

 当然、解決策は論理的に考えられているわけですが、この解決策が「当社の文化に相応しくない」とか「当社らしくない」といったどちらかという感覚や感情的な理由で却下されることがあります。

 このあたりの抵抗を抑えて、実際に効果のある打ち手を実行してもらうとすると、ロジカル・シンキングだけでは難しい心理的な問題や認識論的な問題を解く必要があります。

 それで、こういった短期療法や家族療法、エリクソニアン・アプローチが有効なことがあるということになってきます。

 もっとも、「組織セラピー」だけを読んでも技法の詳細なところは分からないため、「何だかなぁ~」という感じで終わる感じがしないでもないですが、そこは別途、英語の論文でも読んで補完するしかないのでしょう・・・・

 
文献

[1]http://www.amazon.co.jp/dp/4561266089/


記事の内容の正誤について、執筆者は一切保証いたしません。また、本書の内容、エクソサイズなどを実行した結果被った被害などについて著者は一切責任を負わないこととします。本ニュースレターの内容は、以下クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従うものとします。但し、引用元の著作権は引用元に所属します。ご意見、ご感想は次へ tritune'`@''gmail.com https://www.facebook.com/okirakusoken





0 件のコメント:

コメントを投稿