2014年3月6日木曜日

ミルトン・エリクソンの技法(その11)



 日常生活でも普通にやっていることなのかもしれませんけれども・・・・



4)オープン・エンドの暗示

 心理療法家のミルトン・H・エリクソンの技法について書かれている少し素性の分からない Web PDFを読んでいたのですが[1]案外、これがよく出来ているように思います。で書かれている内容は以下の項目で、

  1. トゥルーイズム
  2. 時間利用のトゥルーイズム
  3. Not Knowing / Not Doing 無知の知、無為の為
  4. オープン・エンドの暗示
  5. 全ての可能性をカバーする
  6. 複合的暗示
  7. Yes セット
  8. 否定形の利用
  9. 質問の利用

 元ネタは、以下のリンクで書いた著作ですが、少し解説しておきましょう。


言語パターンとしての オープン・エンドの暗示

 ドキュメント中の解説を少し読んでみましょう。



It is fair to say that it is impossible to know a person completely. Consequently, when using direct suggestion a therapist may make assumpitons with regard to patient's responsiveness, needs , or ability to change that could be erroneous.

人のことを完全に知るということが不可能だということは正しいと言える。結果、直接暗示を使う時、患者の反応、要求、変化の能力といったセラピストが見立てた仮定は誤りかもしれない。

The use of open-ended suggestions overcomes this problem of assumption. They allow a patient to explore and utilise whatever response possibilities are available and open to them.

オープン・エンドの暗示を利用することは、この仮定に関する問題を克服する。オープン・エンドの暗示は、患者に開かれてる可能性のある反応全てに対して探求し活用することを許す。

Erickson felt that open-ended suggestions allow the patient's unconscious mind to determine the most appropriate means of carrying out a therapeutic response , with the implication that whtever response occurs; it will be beneficial to the patient.

エリクソンは、オープン・エンドの暗示が患者の無意識の心を最も適切な治癒的反応に導く手段として決定付け、どのような反応が起こっても含みを持ち、患者に取って利点があり得ると感じていた。





要は、相手の世界観を完全に知ることは不可能なので、相手はこうに違いないと決めつけないで、相手の抵抗を回避する意味からも、多少、含みを持たせて話す話法ということになってきます。

つづく

(参考)


文献

[1]http://hypno-sence.webs.com/Practitioner%20course%20204/The%20Use%20of%20Language%20in%20Indirect%20Hypnosis.pdf

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