2014年5月12日月曜日

ひとりごとの技術



 自分で自分をコーチにするとしたら

 1)二人称で自分に語りかける → 外在化、メタ認知力向上
 2)問題が起こった様子と解決される様子をプロセスとして表現してみる

 というのは基本中の基本だと思いますねぇ・・・・(笑)。        


ひとりごとの技術

 ウォールストリートジャーナル日本語版に「独り言、『I』より『You』が効果的 新しい仕事では教えるような口調で[1]という見出しの興味深い記事が掲載されています。

 この記事では以下のような記述があります。



自分への語りかけ方によって効果は変わってくる。専門誌「人格・社会心理学ジャーナル」の2月号に掲載された研究リポートによると、自分を別人のように扱い、名前や二人称(You)で語りかけた人は、一人称(I)を使った人よりも緊張する場面でより良い成績を収めた。



 つまり、問題や課題の解決をするために、自分で自分に何らかのアドバイスを行う場合、一人称を使うより二人称を使って語りかけたほうが有効だという結果が、エビデンス・ベースドで証明されたというわけです。

 


調査対象者の半分には、一人称を使って不安に対処するよう(例えば「私はなぜ緊張しているのか」)指示し、もう半分には名前や二人称で自分に語りかけるよう(例えば「あなたはなぜ緊張しているのか」)指示した。そしてスピーチの直後にどの程度の恥ずかしさがあったか、その後にどの程度反省したかを評価するよう求めた。


 結果は明白だった。名前や二人称を使って独り言を発した人は、一人称を使った人ほど恥ずかしさを感じず、反省することもなかった。しかも、審査員団は二人称を使った人たちの方が落ち着いていて説得力があり、自信に満ちていたと判断した。



 一般意味論のコトバを使って説明するならば、出来事に対する意味反応(緊張とか)が二人称を使って自分に語りかけることで、外在化された、ということになるわけですねぇ。加えて三人称を使って自分に話かけるとよりメタ認知の視点が強調されることになるようにも思ってきます。

 ちなみに、英語の原文は会員向けサービスで読めないけれど、「あなたはなぜ緊張しているのか?」と質問するより「あなたは、どのように緊張してますか?」と知覚や認識のやり方をプロセスとして捉える質問に戻したほうがより効果的だと思いますけれどねぇ・・・・・

 何れにしても非常に興味深い記事であることには違いないでしょう。
 
文献

[1]http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304155604579549312206737686.html

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