2014年6月23日月曜日

マインドマップと一般意味論(その17)



 その他(Etc.)

 「これしかない!」ということの反対側として
   
    創造性を発揮したり、既存の枠組みを超える解決策を見つけるためには・・・

 「でも他に何かあるかも?」

 と思うことは重要だということですよねぇ。

 で、「Etc.」は、よい意味でこの「その他」を探し始める時に使う道具ということですよねぇ。                                  


 ETC.


  英語版の Wikipedia Mind Map の項目を参照すると、以下のようにその構想において一般意味論 (General Semantics) の影響を受けていることがわかります。 [1]


 Buzan says the idea was inspired by Alfred Korzybski's general semantics as popularized in science fiction novels, such as those of Robert A. Heinlein and A.E. van Vogt. He argues that while "traditional" outlines force readers to scan left to right and top to bottom, readers actually tend to scan the entire page in a non-linear fashion.


ブザンは、(マインドマップ)の構想は、例えば、ロバート・A・ヘインレインやA.Eヴァン・ゴットなどSF小説で有名になったアルフレッド・コージブスキーの一般意味論に多大な影響を受けたと語っている。ブザンは、伝統的なノートが右から左、上から下へと制約を受けるのに対して、(マインド・マップは)読者が非線形な方法で1ページまるごとをスキャンする傾向にあると主張している。



もちろん、「マインドマップ」≠「一般意味論」で同一ではないわけですが、個人的には一般意味論の主張する概念や、「デバイス」と呼ばれる思考ツールを使って敢えて、一般意味論に先祖返りをして、そのロジックを強調したマップを書くことで何か面白いものが見えてくるのだろうなぁというのがここでの構想です。

 で、今日は、一般意味論のデバイスとして定義されている「Etc.(エトセトラ)」のお話を少々。

 一般意味論の3つの原則で、「地図は領土のすべてを表していない」、一例として「コトバはモノのすべてを表していない」ということを以下のリンクで書きました。


 で、この「地図は領土のすべてを表してない」、あるいは、「コトバはモノではない」、それ以外にも他の要素があるかも、それ以外にも他のコトバがあるかも、それ以外にも他の枠組みがあるかも、それ以外にも他の意味があるかも・・・・・と普段意識が向いていないところに意識を向けるのが「Etc.」という「デバイス」だというわけです。[2]


 で、この概念をマインドマップにどのように実装するのか?
一つは、いくつかのサブ・ブランチを書いた後にそのブランチ上にとりあえず、「Etc.」と書いておく。

 あるいは、サブ・ブランチを書く時に、「他には?」「他には?」と質問して、普段気づいていない要素を書き出してみる・・・・とやってみることになるのだと思います。

(参考)

(つづく)
文献

[2]http://communication.ucsd.edu/_files/Berman%20-%20Advanced%20General%20Semantics%20Workbook%20Part%202.pdf

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