2014年6月27日金曜日

マインドマップと一般意味論(その21)



 どのように自己認識と意味反応がつくられてきたのか?

 どんな経験を経て、出来事に対するその反応がつくられているのか?
 に着目するのはありなのでしょうねぇ。

 もっとも、それを通して「自分は何もの?」って自己認識をどのようにつくってきたのかを意識することのほうがもっと重要なのかもしれませんけれどねぇ(笑)。 



 タイムバインディング

 
  マインドマップの開発者であるトニー・ブザン氏には悪いけれども、やはり、マインドマップが大きな影響を受けている「一般意味論(Gneral Semantics)」のロジックに戻して書くことで、より印象に残る、確実にインスピレーションが湧いてくる、真の意味で思考や行動のパターンに変化をもたらすマッピングが可能のようにも思っているわけです。

 それで、一般意味論に戻すことで、見てくれとして立派なマインドマップを書くというのが目的ではなく、あくまでも自分が知覚・思考を行う補助線として使うことが大事で、要点は見てくれよりも、プロセスとロジック、特に一般意味論の「デバイス」と言われている概念との合わせ技が何より重要だと考えているわけです。もちろん、個人的にはマインドマップと呼ぶよりも 「GSマッピング (GS: General Semantics Mapping)」と呼ぼうかと思っているわけですけれども(笑)。

 それで、今日はタイムバインディング(個人的)な話を少々。

一般意味論のタイムバインディングの概念は何だったか?というと。人は、自分の経験を抽象化し文字や記号に残すことが出来るので、経験に裏付けられた智慧を別の世代に継承できるということがあげられたわけです。例えば、現代にも残されている古文書を読むと、いつ地震があったとか、津波がどこまで来たとか火山の噴火ではどこまで火砕流の被害があったとか、直接その時代からの言い伝えではなく、その古文書の文字や記号を読むことで我々現代に生きている人間が活用できるようなところがあります。

 もちろん、スーザン・コーディッシュ女史の「USING GENERAL SEMANTICS[1]を読むと、このタイムバインディングは、時間的なタイムラインを意識し、個人的な経験を引き出して、現在取り組むべく課題に対する資源・資質(リソース)を見つけるためにも活用できることが分かってきます。

 もちろん、時間の経過というのは何かの変化を見ることで意識できるものであり、特に、過去、現在、未来というような時間に関する概念というのは、あくまでも概念としてのみ存在するということになってくるわけですが・・・・・

 上手くやっていた時の経験は何だったか?
 何が見え、何が聞こえ、どんな感じだったのか?
 その時の身体感覚は?
 その経験を短い単語で言ったら何か?
 それを記号やシンボル、あるいはメタファーでいった何か?
 ・・・・・
 その記号やシンボル、あるいはメタファーを現在の問題解決をしなければいけない状況に持ち込んだらどうなるのか?
 ・・・・・・
 のようにして、現在に資源・資質(リソース)を持ち込むというわけです。

 それで、少しこのタイムバインディングを意識してみましょう。もちろん、ここでは未来志向で使ってみるのが重要なのでしょうけれども・・・・・

 で以下のような質問。




 それで、これがマインドマップにどのように関係してくるのか?というお話になるわけですが、過去の原因を探るのではなくて、未来の課題の解決のために、資源資質のパターンを過去から取り出し使ってみましょう・・・・タイムライン・・・・なり、どのようなプロセスを経てそうなったのか?を意識してみて。

 そして、今ココを意識して、その出来事や自分自身を受け入れてみましょう・・・・ということになります。



(つづく)
文献

[1]http://communication.ucsd.edu/_files/Berman%20-%20Advanced%20General%20Semantics%20Workbook%20Part%202.pdf

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