2014年6月14日土曜日

マインドマップと一般意味論(その8)



人は、帰納、演繹、アブダクションを縦横無尽に使っているというお話。

 ブランチーサブ・ブランチの間の関係は、帰納、演繹、それとチャールズ・サンダー・パースの提唱したアブダクションの何でもあり、ということですねぇ・・・



 適当にちらかっていることが重要!?

 「マインドマップをどのように書くか?」

というのは非常に興味深いテーマです。

 マインドマップは以下のリンクで書いたように元々一般意味論に大きな影響を受けているわけですから、


個人的な解釈は一般意味論の構造微分に即して書くということです。[1] 


もちろん、抽象度の上げ下げにはコツはあるのですが
(知覚のイメージに戻す⇔それを単語で表現・・・・という感じで)

自分を観察者として

  1. 外的な出来事が起る
  2. それを五感、つまり見たり、聞いたり、感じたりして表象が立ち上がる
  3. その表象に対して気持ちや反応が起る(おそらく過去に構築された枠組みが適用され意味がつくられる)
  4. コトバのラベリングが行われる
  5. コトバ、記号を操作して推論が行われる
  6. 場合によって、新しい枠組みがつくられる
  7. コトバや記号が五感にフィードバックされる、意味にフィードバックされる
  8. ・・・・・
 で、これをもとにしてマインドマップのブランチーサブ・ブランチの関係はどのように書くのか? これはコトバ、記号操作による推論にあたります。

 もちろん、これを帰納、演繹のロジックを使ってMECEで書くのだったらマインドマップは要らないわけで、普通にイッシュー・ツリーを書けよ!となってきます。


 逆に言うと、イッシュー・ツリーのようにきちんとディメンションがあった形式に整理しない形式で、構造微分に則した形式での知覚・思考プロセスを外在化して自覚する、という形式でブランチーサブ・ブランチを書く必要があるということになるでしょう。つまり、妙に構造化されずに、ゆるいままになっていることにこそ意味があるという具合です。

 なので、

  • ロジック的には、ブランチーサブ・ブランチの間は帰納、演繹、アブダクション[3]のなんでもあり、
  • 但し読み難くなるのを避けるために、ジョージ・A・ミラーの Magical Number 7± 2 [2]を踏襲してブランチから出るサブ・ブランチは 5 ~ 9 つくらいにしておきましょう
  • で、イッシュー・ツリーのように厳密な構造化を意識する必要はない

 という感じなのでしょう。なので、ある程度散らかっている感じが良いということになってきます。 
 
(つづく) 
文献

[3]http://en.wikipedia.org/wiki/Abductive_reasoning



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