2014年7月11日金曜日

コミュニケーションとダブルバインド



 スパイ映画で敵の基地に侵入した某国のエージェントが袋のネズミになり悪者のボスに言われる。

 「死ぬ方法くらいは、選ばせてあげよう、サメに食われて死ぬのかいいか?それともこの銃で打たれて死ぬのがいいか?どちらでも好きなほうを選びたまえ・・・・」これは「◯◯をしても罰せられる、◯◯をしなくても罰せられる、そこから逃げることは許されない」のような典型的なダブルバインドの例。

 で、絶体絶命のピンチからこのエージェントがどのように抜けだして敵に反撃を開始するのか?がこの映画の最大の見せ場にもなっている。

 で、日常生活の場面では、このように物理的なピンチに陥ることはほとんどない。でも、かわりに対人のコミュニケーションにおいて論理的なダブルバインドにハマるということは結構ある。

 もちろん、命を取られることはないのだけれど・・・・・

 で、映画の見せ場ではないけれど、実はダブルバインドにハマったら自分が成長するチャンスでもある。人は、ダブルバインドから抜けるというプロセスを経ることだけがは既存の枠組みを超える機会でもあるのだから・・・。

http://ori-japan.blogspot.jp/2012/01/blog-post_23.html


 もちろん倫理の問題もお忘れなく!
http://ori-japan.blogspot.jp/2013/11/blog-post_30.html
 

コミュニケーションとダブル・バインド

 日常会話で、

「人の言うことなんて聞いてはいけない、物事は自分で決めなければねぇ」

 というのがあったります。

 日本人だったら良い意味でいい加減なので、あまり気にしていないのかもしれないけれど、本当だったら「人のいうことは聞くな」でも「物事は自分で決めなければ」という人の言うことを聞いているというある意味ジレンマに陥ることになります。

 また、面倒臭い上司からいいつけられた仕事

 「ざっくりした企画書をまとめてくれないか?」と指示されて部下はその企画書をまとめ始める。

  出来上がりをもっていくと上司は、

 「俺はだれもここまでざっくりしたものをつくれといったおぼえはない」と宣う。

 部下は資料を作りなおして上司のところに持っていく、すると上司は、

 「俺はだれもここまで細かいものをつくれといったおぼえはない」と宣う。

 部下はどうして良いのか分からなくなくなって仕事が止まってしまう。

でも、いきなり退職届を出して辞めるなんっていう荒業は考えられないから、どうすれば良いのか?悶々として日々を過ごさなければならなくなるという具合。まぁ、悪い意味でのダブルバインドへの構えが出来てくるという具合。

 で、こういうことにどのように対処するのか?ということなのですが、「Dealing with Double Bind s[1]というドキュメントがネットに落ちていて、これに対応した Youtubeの映像がこれ。一言で言うと、ダブルバインドのバターンをどうって見つけ、そのパターンから抜け出すなり、そのパターンを逆手にとってより良いパターンを身につけるのか?ってお話し。
 で、これが出来るようになると学習という意味において、「学習についての学習」というように問題解決するための道具が作れるような感じになるので、次元を超えた成長が期待できるのではないかと思います。



 もちろん、映像に出てくるロバート・ディルツ氏はNLP(神経言語プログラミング)の人なんだけれど、一応、ベイトソンとか MRIのウオツラウィックとかフィッシュとかウィークランドとかの理論に沿って忠実にやっているので、おそらく、日本の自己啓発でやっているようなレベルとはちょっと違って心理学大学院くらいのレベルじゃないとちゃんと理解するのは難しいのだと思います。なので、どっちかというとNLP というより MRI っぽいことをやっています。もっとも、ここまでやるんだったら、NLPとかって敢えて名乗る必要もないというのはあるのですけれどねぇ・・・・(笑)。
 
 で、数日前にブックオフにいったらウオツラウィックらの「人間コミュニケーションの語用論」の日本語版が格安で出てたのでおもわず GET ! もちろん、英語版はとっくに持っていて座右の書ではあったのですが・・・・・まぁ、お守りみたいなものですから何冊持っていても良いのですけれどねぇ(笑)。

(参考)
(つづく)
文献


[2]http://www.psychodyssey.net/wp-content/uploads/2012/05/TOWARD-A-THEORY-OF-SCHIZOPHRENIA-2.pdf (参考)


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