2014年8月19日火曜日

メタファーと問題解決


  
  
 既存の枠組みにとらわれない、突拍子もないアイディアを考える、というところでは、メタファーは結構有効に機能するように思いますねぇ(笑)。
 



メタファーと問題解決

 ネットを検索していたら「Metaphor and Problem Solving[1]というタイトルのサイトがひっかかって、これを読んでいたのですが、これが心理療法などで使われるメタファーと相まって結構面白いと思います。

さて、
何か困った「問題」があるとします。

 もちろん、コンサルタントでもやっている人でなければこの「問題」というのは、単なる「現象」を過大評価していることも多いのですけれど、とりあえず、「問題の原因(仮説)」と「現象」の区別はつけないで単なる「問題」としておきます。

 それで、「問題解決」を考える時に、事実を厳密に調べていくというのも、ある意味重要なアプローチですが、・・・・もう少し、直感的に考えるのですが、今の思い込みを超えて、新しい枠組みでその「問題」や「問題解決」を考えるのに、その問題を何か別のものにマッピングして、メタファーとして考えるというアプローチも重要なのではないかと思います。

 例えば、お客が商品を買ってくれない・・・・・という「問題」があったとします。

もちろん、ここで「原因(仮説)の分析」をするのも一つのアプローチではあるとは思いますが、あえてこの状況をメタファーにマッピングしてみましょう。

 もちろん、顧客を魚に喩えるのはどうか?という話はおいておいて、例えば、お客をルアーに食いつく魚に喩えてみると・・・・・

 お客が商品を買わない→魚がルアーを魅力的に思っていない、と考えてみるわけです。

 もちろん、そうすると、魚がルアーに食いつくにはどうしたら良いのか?みたいなことが解決策を見つけるブレストということになるわけですが、

 ・そもそも、ルアーに魅力がない、とか
 ・魚はお腹が空いていない、とか
 ・ルアーが魚が居る場所にキャストされていない、とか

 となるわけです。

 じゃぁ、魅力があるルアーって何?、とか
 お腹が空いていないても食べたくなるというのは何?、とか
 魚の目の前にルアーをキャストするにはどうする、とか

 メタファーとしてブレストを続けてみるわけです。
 
 で、魅力があるルアーって新鮮な小魚に見えるよねぇ・・・とか
 アイディアが出てくるわけですが、

 これを実体に戻して、売っている商品がITシステムだったとして、
 顧客からみた「新鮮な商品ってどんな商品?」「そもそも新鮮って何?」
 
 のようにある意味、禅問答のようなことを考えてみるというわけですねぇ。

 もちろん、メタファーは帰納でも演繹でもない、チャールズ・サンダー・パースの言うアブダクションというロジックになるので、ある意味、ロジカルではない突拍子もないアイディアが出てくることもありますが、これはこれとして、柔軟性を試す頭の体操としてやってみても良いのではないか?と思います。

 もちろん、実現性をチェックする時には、ロジカルに行わなければいけないと思いますが、発想を広げる、面白いアイディアを考えるという段階ではこういう発想は重要なのだと思うわけです。

(参考)
こんなのを、ロジカルにやると結構面倒くさい(笑)。
http://ori-japan.blogspot.jp/2012/08/blog-post_9.html

(つづく)

文献

[1]http://www.angelfire.com/nd/wraith/meta.html

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