2014年8月9日土曜日

イノベーティブな組織をどうつくるのか?





 組織は生き物だから、デカルトのロジック、もっというと単なるロジカル・シンキングだけ、でもって組織に接しても上手くいかないように思えてくるわけですねぇ。

 じゃぁ、どうしたら良いのか?

 そこでシステミックな世界観というかベイトソン的な世界観やこういうのを身につけるエクソサイズが必要だというわけですねぇ。

 もちろん、目指すのは過去の枠組みにとらわれないイノベーティブな組織開発ということになるのでしょうけれども。 
 



イノベーティブな組織をどうつくるのか?

 ネットに「Systemic Consultancy in Organisations[1] というドキュメントが落ちていたわけですが、これが個人的な趣味に非常に合致していて面白いなぁと思っていたところです。まぁ、実はこのあたりは、コンサルティングのネタだったり、個人的なライフワークだったりするわけですけれども。

 それで、内容は、(一般的にはビジネス上の)組織に対するコンサルティングの話なのですが、組織自体が「生き物」であるため、従来の機械的な世界観からのパラダイム・シフトが必要だというわけです。もちろん、このあたりは以下のリンクで書いたベイトソンの世界観そのものなのかもしれませんけれども。


 で、本書のシステミックな世界観(どちらかという構成主義的)は以下な感じ。

機械的な世界観
システミックな世界観
客観性、一つの真実、固定化された法則
現実は構築される、多くの「真実」、これら
/悪、罪/無垢
状況依存、有用性、関係性
外的コントロール
自己コントロール、自己組織化
直線的因果関係
円環的因果関係、フィードバックループ
計測可能、固定化された違い
違いを生み出す違い、変化
直線的進展、直線的変化
発達的、変化と維持、制約を外す
格式ばった論理、矛盾がない、排除
矛盾の統合、包み込む発想
事実
ソフトとハード要員の統合による合理的な関係性(情動、直感、コミュニケーションのプロセス)

 で、本書の中にグループでやるエクソサイズみたいなものがいくつか入っているので、チームのメンバーひとりひとりがシステミックな思考を高めていく、→ 変化や困難にシステミックにイノベーティブに対処していく思考や行動パターンを身につけられる、という構成になっているのが面白いところですねぇ。

 とても一言では語るのは難しいのですけれども、組織のひとり一人がシステミックな思考を身につけて、それがさらに全体の力となっていく、どうすれば、こういうことが可能になるのか? そのヒント満載ということでは、個人的には非常に面白いところだと思ったわけです。
 
 (つづく)
文献



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