2014年9月29日月曜日

問題解決の道具箱:イッシューツリー(その3)


  
  このあたりになると、一種の様式美のような感じもしてきますねぇ。

 逆に言うと、知っているといろんな問題解決の場面でパフォーマンスが発揮できるけれども、知らないとお手上げになってしまう・・・・・

 で、最初は、一つひとつのステップを上手にやれなくても良いのだけれど、これを繰り返し、繰り返し行ううちのだんだん上手くやれるようになる・・・・という感じなのでしょうねぇ・・・・・
 


どんな業界、どんな問題、どんなプロジェクトにも使える問題解決の基本パターン

 MITのサーバーにのっていた「Problem Solving Grand Slam:7 Steps to Master[1]というタイトルのプレゼンテーション資料がかなり秀逸です。

 日本だと仕事の場面のなんらかの製品やサービスの改善でPDCAサイクルを回せとかいったりしますが、本当はココで示されている7つのステップを「仮説ー検証」モードで、思考を発散させたり、収束させたりを繰り返しながら、考えに考えて施策を実行することなのだろうなぁ、と思ってくるわけです。

 それで、この7つのステップとは以下となりますが、スライドを参照するとこれを週次の単位で繰り返し、繰り返し実行しすることになります。



  1. 問題、課題を定義する
  • 問題の記述は、質問形式もしくは仮説を肯定する形式で書く
  • 前進するための意志決定に焦点を当てる、具体的な行動が取れるレベルまで詳細化する
  1. イッシューツリーをつくる
  • 問題を要素に分解してみる
  • MECE(モレなく、ダブリなく)整理する
  • クライアントやエキスパートと情報を共有する、彼らからインプットの情報をもらう
  1. 解決策のストーリー展開を考える
  • プロジェクトのストーリ展開として最良のパターンをつくる
  • ストーリー展開を支援するゴーストパックをつくる
  • 優先順位の高い課題を残し、低い課題を消しこむ
  1. 作業計画をつくる
  • 作業計画は単なるガントチャートではない以下を盛り込む
    • 仮説
    • 分析(フレームワーク、プロセス、その他)
    • 情報源
    • 責任者、オーナー
    • タイミング
    • 最終製品、成果
    • レビューのサイクル
  1. データを収集しクリティカルに分析する
  • 仮説と最終製品に焦点を当てる
  • 仮説とデータを行ったり来たりする
  • 分析はシンプルに
  • 新しいデータをいつでも取り入れられるように
  • 創造的に
  1. 統合する、So what ? でくくり上げる
  • その週の結論を出す
  • 道具#1:稼働状況-観察- 実行 のフレームワーク
  • 道具 #2 :ピラミッドのストーリーラインに従う [2]
  • So what ? を聞く
  1. 合意とコミットメントをとりつける
  • コミュニケーション計画に従う
  • 敵対する利害関係者に正当性を証明する
  • 腹案をもっておく

 で、個人的に面白いと思ったのは、ロジック・ツリーには3パターン、つまり1)演繹法で書く、2)仮説を書く、3)イッシュ-マップ があること。これらを、必要に応じて使い分けることになるのでしょう。

 また、ストーリーラインの展開というところで、一端メタファーを使って、枠組みの外に出るアブダクティブな思考をしてみても良いかなぁ?と考えています。

 余談ですが、このプレゼンテーションの日付を参照すると2013年と比較的最近の資料だったので、ある意味、これが定番の問題解決手法と考えて良いのでしょう・・・・・
 
(つづく)
文献

[2]http://www.baylor.edu/content/services/document.php?id=44826

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