2014年9月12日金曜日

チームで問題を解決するためのフレームワーク



  
  「読み・書き・そろばん」、といった個人技を磨くのも悪くないけれど、最終的にこれを活かすのは、適材適所に人やリソースを配置し目標に向ってプロジェクトを回していくプロジェクト・マネジメント力のように思えてきますねぇ・・・・・
 
 その意味では、PISAのドラフト版ドキュメントにあるように「読み・書き・そろばん」を基礎に「チームで問題解決する力」を高めていこうとする方向性というのは悪くないですねぇ。

  PISAの調査はOECE加盟国の15歳を対象にしていますが、この年齢くらいから「問題はチームで解く」「プロジェクトとして取り組む」といったことを意識するだけで将来凄いプロジェクト・マネージャーになれる素地を学習することはできますからねぇ。
 


チームで問題を解決するためのフレームワーク

  PISAと呼ばれる調査が存在しています。[1]

詳細は以下。
Programme for International Student Assessment OECD(経済協力開発機構)加盟国を中心に3年ごとに実施される15歳児の学習到達度調査。主に読解力・数学的リテラシー・科学的リテラシーなどを測定する。多肢選択式と記述式で構成され、得点はOECD加盟国の受験者平均が500点、標準偏差が100点となるよう換算される。アンケートによる生徒・学校情報の収集も併せて行われる。オーストラリア教育研究所を中心とする国際コンソーシアムが国際的な調査の実施・調整を行い、日本国内では国立教育政策研究所が文部科学省などと連携して実施している。学習到達度調査。国際学習到達度調査。

 それで、このPISAWebサイトにリンクされていたドキュメント(ドラフト版)を色々読んでいたのですが、これが中々面白いなと思ったわけです。[2]

この中で特に面白いと思ったドキュメントが「DRAFT COLLABORATIVE PROBLEM SOLVING FRAMEWORK[3]とタイトルのついたドキュメント。

  ここで示唆されているのは、今までは、国語、数学、理科・・・のような個人で完結するいわゆるペーパーテストの点数を重視して学力が測られていたわけですが、これからはチームが一丸となって問題解決にあたる、コラボレーティブな問題解決力を測ろうという野心的な試みというわけです。

 もちろん、この中では、単純にペーパーテストの点数が良いだけでは上手くいかないわけで、1)認識を共有して合意を取る、2)解決策を考える、3)解決に向けて手分けしてアクションを取る、4)チームの維持管理を行う・・・・などのプロジェクト・マネージャ的な能力が必要とされることになるわけです。

 具体的にどのようなカリキュラムでこういった教育を行うのか?というのはこれからの課題ということになるのでしょうけれども、教育のニーズがこういったところにあるのは間違いのないところなのでしょう。

 個人的には、この方向を少しばかり注意して見守っていこうと考えています。

(つづく)
文献

[3]http://www.oecd.org/pisa/pisaproducts/Draft%20PISA%202015%20Collaborative%20Problem%20Solving%20Framework%20.pdf


記事の内容の正誤について、執筆者は一切保証いたしません。またの内容、エクソサイズなどを実行した結果被った被害などについて著者は一切責任を負わないこととします。本ニュースレターの内容は、以下クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従うものとします。但し、引用元の著作権は引用元に所属します。ご意見、ご感想、執筆、講演のご依頼はこちらまで tritune'`@''gmail.com





0 件のコメント:

コメントを投稿