2014年9月17日水曜日

コーチングでの効果的な質問


  
  適切な時に適切な質問をするというのは案外難しいことのように思えてくるわけです。
 
 


コーチングの効果的な質問

 ネットで色々調べていたのですが、カンサス大学で学生が自主的かつ効果的に学習することを支援するために、先生が単純に教えるというのではなく、コーチングを使って学生にその考えてもらう、というプロジェクトが2007年あたりから始まっているようです。[1]

 それで、ここで注目するのは、こういったアカデミックな団体がコーチングを取り入れた時期が数年前からであり、何も日本と較べて何十年も進んでいるわけではないこと。もちろん、アカデミックな団体なのでそれなりのエビデンスに基づいて慎重に導入を進めており、この導入自体も実証実験として検証されていることが伺えます。

 それで、これに関するドキュメント「Effective Questioning (効果的な質問のやり方)」[2]というドキュメントを眺めていたわけですが、これが非常にシンプルですが面白いです。

 まず、質問のフレームワークとして5つのステップが示されています。1)メカニカルかメタフォリカルか?な質問の同定 2)質問のレベルの同定、a. 知る b.理解する c. 行動する 3)適切な質問のタイプを選ぶ a. 正誤を聞く b. 意見を聞く 4)適切な質問をつくる(a. オープン・エンド b.クローズ・エンド)5)生徒に効果的な質問をする。

 非常にシンプルなフレームワークですが、はじめに、それが実体を示しているのか?あるいはメタファーであるのか?を区別する質問を持ってきたのが面白いところなのでしょう。シンプルですが非常に深いフレームワークのようにも思ってきます。
 もちろん、どんな質問をするのか?を考える時には、相手から見てどんなメタ・メッセージが乗っかるのだろうか?を考える必要があるのかもしれませんけれど。

 で余談ですが、学生の頃、ローレンスにあるカンサス大を訪問したことがあって、ジェイホークという鷹をデフォルメしたマスコットのお土産を買って来たことと、バスケットが異様に強かったのを思い出したところだったわけです。もちろん、このあたりは「オズの魔法使い」の舞台でもあり、毎年強力なトルネード(竜巻)が発生する地帯でもあります。

(つづく)
文献

[2]http://www.instructionalcoach.org/images/big4manuals/EffectiveQuestions.3.0.pdf


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