2014年9月20日土曜日

意思決定におけるサイバネティクス理論


  
  現実がサイバネティクスの理論どおりに動くわけではないけれど、現実がどううごいたのかを説明するのにはサイバネティクス理論は便利だなぁ・・・・(笑)。
 
 


意思決定におけるサイバネティクス理論

 今日は手短に。

 ネットにあった「[Decision Making and International Relations:] The Cybernetic Theory Reconsidered」(国際関係における意思決定)サイバネティクス理論の再考というロバート・カトラーの論文[1]を読んでいたのでがこれが中々面白いように思ってきます。

 ロバート・カトラーと言ってもアイゼンハワー大統領の国家安全保障補佐官を務めたロバート・カトラーとは別人。

 で、内容はと言えば、国際関係の意志決定において、従来の分析的アプローチとサイバネティクス・アプローチがどのようにパラダイムが異なるかを比較したもの。

 もちろん、従来のパラダイムのゴールが、外的世界における成果、のようなものを意識していたのに対して、サイバネティクス・アプローチの場合はサバイバル、と世知辛い世の中を反映してか、かなりシビアな感じになってきています。

 それで、中国なんかだと未だに孫氏の兵法が生きていて「兵は詭道なり」のように、人に認知や行動の裏をかくことばっかりやっているように思うわけですが、米国なんかのシンクタンクのレベルでは、こんな感じでサイバネティクスの理論に、状況の変数を代入してある意味科学的に色々意思決定しているのだろうなぁ、と思わせる論文というわけです。

 何れにしてもサイバネティクスの枠組みを使うと、日常生活のコミュニケーションから始まって、心理療法やコーチング、はたまた、多国間の外交問題のようなところまで説明できてしまう案外便利なフレームワークなのだなぁ、というところに気がついてくるわけです。まぁ、所詮、人の認知や行動に関することで、わざわざ別のことだと区別する理由もないですしねぇ(笑)。

(つづく)
文献

[1]http://www.robertcutler.org/download/html/ar81mjp.html

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