2014年9月28日日曜日

問題解決の道具箱:イッシューツリー(その2)


  
  ツリーの話を始めると、
 
  マッキンゼー式のイッシュツリーみたいに、ブレイクダウンする毎に具体的になり、くくりあげる毎に抽象的になるみたいに、抽象度の上げ下げを伴ったツリーと・・・・

 TOCの思考プロセスのように原則対立解消図と各要素間にある仮定を除いて同じ抽象度の要素の連鎖を時系列的にずらずらっと並べるやり方と2つのツリーがあるように思いますねぇ・・・・・
 


問題解決の道具箱:イッシュ-ツリー

 英国スコットランドのアバディーン大学のサイトにあった「Logical Framework
Analysis and Problem tree[1]というタイトルのプレゼンテーション資料を読んでいたわけですがこれが非常によくまとまっています。※ここでは Problem tree とか Objective tree などをひとまとめにしてイッシュツリー、あるいはロジック・ツリーとしています。

で、要は、「問題解決って具体的にどのようにやればよいの?」質問されれば・・・・

 その答えは、現在の問題の因果関係(強い相関関係)を扱った問題ツリーProblem Tree) から、将来そもそも何を実現したのかの狙いやゴールを明示した目的ツリーObjective Tree )への転換と言って良いでしょう。
 
 これをよくみてみるとある意味、家族療法や短期療法で使われるリフレーミングと同じようなプロセスだとも気がついてきます。もちろん、リフレーミングと同じように問題ツリー→目的ツリーとヒックリ返す時には、どれだけ既存の枠組みから出てそれを考えられるのか?が重要なポイントとなります。

 もちろん、ここでは問題の細かい現象を具体的にどのようにヒックリ返せば解決策になるのか?(How)というのではなく、現状の Why-because のロジックである程度の Root Cause (根本原因)仮説を立てて、それを将来の Why-because の目的ロジックに転換して、それからさらに具体的なアクティビティ、介入、施策にブレイクダウンされているところは注意が必要なのだと思います。



 それで、ここで示されているのが以下の9ステップ。ここでは既存の枠組みにとらわれない解決策を実行し、予想を上回る結果を出すために、文脈の分析とか前提条件、仮定の分析をしっかり行う必要があります。


 で、やはりこのツリーの最終ゴールは未来の理想的にどのように到達するのか?ということになるので、原因分析は適当なところでとどめておき、目的ツリーを書いて、その目的を達成するためにどのような手段でこれを実行していくのか?を一生懸命考えることになります。


 それで、まとめは以下の感じ。結局、何れにしても人の認識や行動が関係しない問題、言い換えれば無生物の連鎖で物理的な世界で起きている課題についてはしっかり Root Cause (根本原因)を分析する必要があるのだと思います。



 それで、こんなところを参考にして、イッシュツリー、もしくはロジックツリーを書いてみましょう。もちろん、最初から緻密なロジックを組み立てようとすると頭がオーバーヒートするのでちょっとゆるゆるなお絵かきとか、ポストイットを使うとかマインドマップを書くとかからはじめて、徐々に精度を上げていくほうが良いのかもしれませんけれどねぇ(笑)。


 
(つづく)
文献

[1]http://www.abdn.ac.uk/develop/documents/21_March_2013_Hilary_Homans_PCM_logframe.pdf

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