2014年9月30日火曜日

問題解決の道具箱:イッシューツリー(その4)


  
  大人になったコンサルタントが使うのがイッシュ-・ツリーやロジック・ツリーならば、小さな子どもでも使えるのが樹形図、つまりツリー・ダイアグラムだというわけです。
 現実に起きている問題が複雑なものだったりしても、まずはそれをよく観察して、気になった要素にコトバのラベリングをして取り出してみる、要素と要素の関係をツリーで整理してみる・・・・・そうすることで解決のヒントが見つかることもあれば・・・・そのツリー自体が答えになることもある・・・・・・・もちろん、「分ける=分かる」のデカルトのロジック中心に取り扱うことにはなりますが、かなり優れものの道具ではないかと思います。
 


紙と鉛筆で思考の補助線を書く意味

 ネットで見つけた資料「Problem Solving Creating a Tree Diagram(樹形図をつくって問題を解決する)[1]という資料を読んでいたのですがこれが中々面白いです。

 この資料はおそらく小学校低学年あたりを対象に書かれています。
それで、この資料を読むと分かるように身の回りを見回すと色々な問題、課題が存在しています。

 例えば、

アンは友人2人にカードゲームの招待状を送りました。また、この2人はそれぞれ2人に招待状を送りました。カードゲームに招待したのは合計で何人でしょうか?




 ラングさんには4人の子供がいます、4人の子供にはそれぞれ2人ずつ子供がいます。
ラングさんの孫は何人いるでしょう?





 といった、直感的に理解できる人にとってはたわいもない問題です。
 しかし、この問題が一体何を意味しているのか?考えこんでいる子供にとっては非常に難しいものになるでしょう。

 そこで登場するのが樹形図、つまりツリー・ダイアグラムだというわけです。
 ここでは、思考の補助線として、紙とえんぴつを用意して、問題をよく読みツリー・ダイアグラムを書いてみる。そうすることで問題の構造や解決策、あるいは簡単な問題だとツリー・ダイアグラムを書くこと自体が答えを見つける行為というわけです。

 また、個人的には直感的に頭で理解出来る問題であっても、いったんその要素や構造をツリー・ダイアグラムに書き出して他の人と共有してみる、ことも有効ではないかと思っているわけです。 例えば、子供の頃ものすごく優秀だった人は、案外他の人に分かりやすく教えることが苦手だったりするように思ってきますが、こういうツリー・ダイアグラムを上手に活用することで分かりやすく教えることも出来るようになると思います。
 
(つづく)
文献

[1]http://www.blake.com.au/v/vspfiles/downloadables/PT4_ProblemSolving.pdf

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