2014年9月9日火曜日

コーチングの調達仕様書


  
  ITシステムと同じでコーチングの調達についても、案外、発注者側である企業や官公庁が「どんなことをやりたいのか? 何をどこまで期待しているのか?」みたいに、事業者選定について調達仕様書を出して、競争入札させるくらいでないと、あまり上手くいかないように思っているわけです。

 結局、調達仕様書で何をやりたいのか?発注者側がきちんとおさえていないと、最悪、業者の言いなりになるか、まったく必要のないことまでお金を払って無駄な時間を目的外のことに費やすことになりますからねぇ・・・・・。まぁ、これはコーチングのようなサービスを調達する場合も同じということなのでしょう・・・・・・・
 


コーチングの調達仕様書

  企業や官公庁がが物品やサービスなどを含め有形・無形の何かを調達する時に「調達仕様書(RFP)、提案依頼書」というものを発行して、入札を行い、事業者の提案を受けて、その選定や物品の調達を行うわけですが、この「調達仕様書」の作成を支援するというのもコンサルタントの大事な仕事の一つなのは言うまでもありません。まぁ、実際やってみると結構たいへんなのですけれど・・・・。

 で、普通は、調達する物品やサービスは、橋、道路、ITシステム・・・・と非常に多岐にわたるのですが、少なくとも、何をどの範囲で、いつまでに、いくらの価格で・・・・というように何が欲しいのか?ということを発注者側が明確に定義するのがこの「調達仕様書(RFP)」というわけです。

 それで、個人的には、興味本位に、もし、お役所が事業者に「コーチング」の発注するとするならばどのような「調達仕様書(RFP)」になるのだろうか?という疑問が湧いたわけですが、ネットで調べてみると、国連合同エイズ合同計画( UNAIDS)から「Management Coaching for the Evidence, Strategy and Results Team [1]というマネジメントコーチングの「調達仕様書(RFP) – 提案依頼」が出ていたのでこれを読んでいたところだったというわけです。

 この仕様書によると、国際機関でマネジメントの経験のあるコーチが当該部署の12のチームに対して約6ヶ月のコーチングを行うという目的になっているわけですが、実際にはやたらスペックの高そうな人間を求めているような感じになっています。

 何れにしても、コンサルタントとしてここから読み取れるのは、日本だと、何かダラダラやっている感のある、得に企業や官公庁を対象にしたコーチングですが、その起点としては、目的、ゴール、制約、条件などをきちんと考慮した「調達仕様書(RFP)」がクライアント側できちんと定義できていないからと言えるようにも思ってきます。まぁ、ITシステムの調達なんかもで完全に出来ているわけではないのですけれどねぇ・・・・(笑)。

  で、ITの調達仕様書を書くのに比べたらコーチングの調達仕様書なんてそう難しくはないから、「成功するコーチングのための調達仕様書(RFP)の書き方」みたいな講座は簡単にできちゃいますねぇ・・・・・ 
 
(つづく)
文献

[1]http://www.unaids.org/en/media/unaids/contentassets/documents/unaidsrfp/2011/rfp-2011-09/RFP-2011-09_Request%20for%20Proposal_Management%20Coaching.pdf



記事の内容の正誤について、執筆者は一切保証いたしません。またの内容、エクソサイズなどを実行した結果被った被害などについて著者は一切責任を負わないこととします。本ニュースレターの内容は、以下クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従うものとします。但し、引用元の著作権は引用元に所属します。ご意見、ご感想、執筆、講演のご依頼はこちらまで tritune'`@''gmail.com






0 件のコメント:

コメントを投稿