2014年10月15日水曜日

クリティカル・シンキングのためのコンセプト・マップ



  
  一般意味論が教える「地図はそれが示す土地と同じではない」ということは、「現実に起こっていることは、それをまとめた報告書や図と同じではない」ということは自覚しておいたほうが良いということなのでしょうけれどねぇ。もっとも、一般意味論の場合は、認識主体が自分の抽象化のプロセス自体に再帰的に焦点を当てて自覚しなさい、といっているので、第二次サイバネティックス的に考えると、ここに「見るものと見られるもの」という視点も考えておかなければならないのでしょうけれども・・・・

 


クリティカル・シンキングのためのコンセプト・マップ

  色々な課題や問題について、それについて考える場合、できるだけ現場に足を運んで、その課題や問題が起こっていることを観察することから始めたほうが良いと、個人的には考えています。

 もちろん、以下のリンクで書いた一般意味論の原則なども参考にしながら、


その問題を文字にしたり、図示したりすること自体が問題を抽象化して考えることになるわけであり、逆にいうと現場で感じる質感をともなった情報のほとんどは落ちてしまうことになります。しかし、物事の本質を考えるということは物事を抽象化のハシゴを登って考えることでもあり、その介入のアイディアも一種の記号操作の結果出てくる場合も多いでしょう。

 そういったことも考えながら、SlideShareにアップロードされていた以下のスライドを読んでみると非常に面白いのではないか?と思います。


 課題の解決に質感を伴った情報が必要だけれども、それを上手に抽象化して考えることで創造的なアイディアが出ることも多い。では、実際に観察した情報をどのような形式でまとめるのか? それは、例えば、このスライドでスパイダー・チャートと言っているものだったり、ロジック・ツリーだったり、フローチャートだったり、システム図だったりというわけです。

 で、実体を抽象化した概念というのがまさに英語でいう Concept にあたるわけですが、この具体的⇔抽象化の補助線となるのがこれらのチャートだったりということになるのだと思います。
 
文献

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