2014年10月16日木曜日

メタファーとリフレーミング


  
  大勢を前にプレゼンテーションを行う場合に、
 なまじ具体例を出すより、メタファーを示して、そのメタファーは従来の解釈とは違うのですよ・・・・とメタファーを変化させ、それに関連する聴衆の経験の枠組みをリフレーミングしたほうが効果的なようにも思ってきます・・・・・・まぁ、認知科学や認知言語学の世界なのでしょうけれども・・・(笑)。

 


メタファーとリフレーミング

  メタファーと言えば、心理療法家のミルトン・エリクソンやナラティブ・セラピーのマイケル・ホワイトでお馴染みというところがあるわけですが、認知科学や認知言語学的にも人の認識や知覚の枠組みを転換して、考え方や行動に影響を及ぼすには非常に有効なことが多いようにも思ってきます。

 それで、Slideshare の中にあったB2Bマーケティングについてのスライド「Three Poisonous B2B Marketing Metaphors」について少々書いておくことにしましょう。

 

 ここで紹介されているメタファーは、1)ファネル(漏斗)、2)ジャーニー(旅)、3)フォロワーというフレームワークとしてのメタファーがあるわけです。例えば、ファネルについて言えば、法人向けの営業について言えば、漏斗のような営業プロセスを設定して、漏斗の入り口に見込み客を集め、そこから自社の製品やサービスを購入いただける顧客を絞り込んでいくというような具合です。

 もちろん、こういったフレームワークとしてのメタファーはビジネス・パーソンからすれば何れもお馴染みということになるでしょう。

 しかし、このスライドで示されているのは、この1)ファネル、2)ジャーニー、3)フォローワーというメタファーがビジネスに害を及ぼしているという指摘です。
 で、このメタファーを使ってどのように考え方を変えたら良いのか?について説明されているのがこのスライドというわけです。

 個人的に面白かったのは、心理療法的に説明すると、

1)メタファーを提示。
2)聴衆はメタファーを自分の具体的な経験に照らしてメタファーを考える。
3)プレゼンターは、そのメタファーの不備を指摘し、メタファーを変化させる。
4)聴衆は変化させたメタファーを介して具体的な経験の枠組みを変化させる。

というようなことを狙っているように思われるところです。

 つまり、メタファーを使って聴衆の経験やその枠組を変化させることで、思考や行動のパターンの変化を狙っているプレゼンテーションのように思うわけですが、大勢の聴衆を前にした場合は、このようにメタファーを使って相手に影響を与えるという方法もあるのでしょう・・・・・・

(参考)

 
文献

N/A


記事の内容の正誤について、執筆者は一切保証いたしません。またの内容、エクソサイズなどを実行した結果被った被害などについて著者は一切責任を負わないこととします。本ニュースレターの内容は、以下クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従うものとします。但し、引用元の著作権は引用元に所属します。ご意見、ご感想、執筆、講演のご依頼はこちらまで tritune'`@''gmail.com






0 件のコメント:

コメントを投稿