2014年10月2日木曜日

問題解決の道具箱:イッシューツリー(その6)


  
  物事を単純化して構造とかプロセスとか関係性に焦点を当てて考えるのにはメタファーは役に立ちますねぇ・・・・・・

 これを童話形式にして適当な登場人物を考えて「チーズはどこへ消えた」みたいな本を書こうかなぁ(笑)。
 


問題解決をメタファーで考える

 何日か前にイッシューツリーを使った9ステップの問題解決方法については以下で書きました。




 それで、このステップの説明を捕捉するべく、メタファーを使った説明資料を作成してみました。


 
 要は、枯れ木に花を咲かせるためには何をすれば良いのか?

「花咲かじいさん(花神)」になったつもりで考えてみましょう(笑)。

まずは現状をしっかり観察して、色々仮説を立ててみる、となります。
図でいうと左側の枯れ木をまじまじと観察してみる。

文脈、コンテクストの分析

 この木は昔は青々としていて花を付けていたのかもしれない、いったいどのような経緯、文脈があって枯れたのかを調べてみる。例えば、治水工事で地下水脈の流れが変わったらしぃとか、環境の変化で酸性雨が降るようになったかもとか・・・。で、重要なのはこんなケース。木は広葉樹→じゃあ、冬は葉が落ちている。文脈分析をしてみる、ここ3年葉をつけていないし、春になっても芽が出ていない→やっぱり何かがおかしい。となるわけです。

利害関係者、ステークホルダー分析

 この木を取り巻く利害関係者は誰かを調べてみる。例えば、この木の所有者はだれかとか?葉っぱが薬草になるので誰これかまわず葉をちぎっていったとか・・・・ビジネスなどでは人だけれども、これを拡張すると場合によっては別の動物とか虫とかまで関係するのか?とか。で、PMBOKだと、ステークホルダーを明示して、権力の大小、関心度の大小でマトリクスを書いてみるということになるわけですねぇ。

③問題分析/状況分析

 この場合、バリエーションは2つ、

 一つは上手く行っていない問題に焦点を当てる場合、「何が上手くいっていないのか?」のように都合の悪い現象に焦点を当てる。これは短期療法のMRIアプローチの要領。

そして「何がこの状況をつくりだしているのか?」「このままいくとどうなるのか?」を仮説として考える。この例の場合、うまくいっていないことは、葉っぱがついていないとか、木の表面が削れているとか、それで、原因仮説を掘っていくと、酸性雨が降っているからではないか?とか、地下水脈が切断されて水が根に来ていないのではないか?とか、それで効果として将来の悲観的シナリオを考えると、このまま行くと完全に枯れるよねぇとか、という具合。で、このあたりをロジック・ツリーでまとめてみる。 

 もう一つは、上手くいっていることに焦点を当てる場合。これは短期療法のうちのソリューション・フォーカスト・アプローチやエリクソニアン・アプローチの要領。もちろん、本当は、上手くいっている、上手くいっていない、と判断している枠組み、や判断基準自体に焦点を当てる必要があります。(枠組みを超えた解決策を考えるために)。

 「何が上手くいっているいるのか?」で、「何がこの状況をつくりだしているのか?」「これを全体に広げることはできないのか?」。この場合だと現象としては、少しの枝には葉っぱがついている。で、葉っぱがついている枝と葉っぱがついていない枝の差は何か?この要因を考えてみる。例えば、原因仮説として、土地が石灰岩の斑になっていて中和されている根っこに関係しているところは葉っぱがついているのではないか?とか。で、将来の効果として根っこのすべてを石灰で中和すると木が甦るかもと考えて、ロジック・ツリーを書いてみる。

 それで、ここまでが図の左側。 

 余談ですが、厳密な意味でのロジック・ツリーがかけない人は、まずはゆるゆるなマインドマップを書いてみても良いでしょう。
 
(つづく)
文献

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