2014年10月5日日曜日

問題解決の道具箱:イッシューツリー(その9)


  
  現状分析→理想像の構築→プロジェクト化、みたいなところを一気通貫で出来るようになると面倒臭くないのだけれどねぇ・・・・・結構暗黙知的なところがあるからねぇ(笑)。

 


問題解決をメタファーで考える

 昨日の続きを書いておきましょう。



ここまで左側の枯れ木の分析をしています。具体的には、
<AS-IS>
文脈、コンテクスト分析
利害関係者、ステークホルダー分析
問題分析/状況分析
<TO-BE>
目的分析
行動計画の作成
 で、昨日の行動計画を考えると以下のようなチャートが出来ているはずです。この図はWBSのような形式になりますが、目的→手段のような形式になっています。


次に
リソース/インプットの計画を考えます。これは、DFIDから提供されているLogFrame と呼ばれるテンプレートを使って考えてみましょう。[1]


リソース/インプットの計画

 これは⑤行動計画のところのアクティビティのインプットになるもの、このアクティビティを行うにはどのようなリソース(人・モノ・金、他)が必要なのか?をシミュレーションしてみましょう。

 で、⑦の指標の設定および評価計画です。

指標の設定および評価計画

 これは、何が達成されたら目的なりゴールなりが達成されたことになるのか?予め決めておくことになります。基本的には定量的に計測可能な評価指標を設定しておきましょう。

 で、次に⑧リスク分析

リスク分析

 これは、PMBOKなどでもお馴染みですが、想定されるリスクのインパクトx発生頻度を考慮して対策を立てておきましょう。もちろん、ブラック・スワンにはお手上げなのですが、それが別途。で、詳細は以下のリンクを参照してください。

http://ci.nii.ac.jp/naid/110007225868/ (リスクを考える前にアサンプションを考えるのは重要、でプレビューをクリックすると全文読めます)。

で、⑨の前提条件および仮定の分析

前提条件および仮定の分析


 これは、LogFrame のテンプレートを使用して、リソース/インプット→アクティビティ→成果物/アウトプット→目的/結果→ゴール・・・と達成していく上で、認識論上何をこのつながりの前提条件あるいは仮定としておいているのか?を分析します。
 もちろん、このあたり極端な認知バイアスがかかっていないかどうか?を検証すると良いでしょう。

 で、ここまでで、基本、担当と期日を入れたもう少し詳細な WBS が出来ていると考えるとおおよそプロジェクトの計画書は完成。

 あとは、プロジェクトを立ち上げて、日々のアクティビティを監視、コントロールしていくことになります。このあたりは PMBOKでやれば良いでしょうか?

 で、全体の流れは、まぁ、こんな感じ。ポイントは、現在の状況から理想型を描き、介入方法を決めて、実際のプロジェクトに落としていくという流れ。 


(つづく)
文献

[1]http://www.abdn.ac.uk/develop/documents/21_March_2013_Hilary_Homans_PCM_logframe.pdf

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