2014年11月1日土曜日

ミルトン・エリクソンの系譜:催眠のためのメタファー




 1日、メタファーを使わないで生活するというのは実際には不可能なのかも(笑)。                                                                                                                                                      
  
 


ミルトン・エリクソンの系譜:催眠のためのメタファー

  メタファーと言えば、認知言語学(Cognitive Linguisitcs)の中心となるテーマであるように思うわけですが、認知科学とは少々切り口を変えると、人の行動や思考あるいは思考の枠組みに変化をもたらすための、トランス誘導とメタファーと言えば、心理療法家のミルトン・エリクソンが思い浮かぶわけです。

 で、心理療法におけるメタファーについては以下のリンクでも書いています。


 それで、前置きはこれくらいにして、ネットに落ちていた「A Metaphor for Hypnosis[1]というタイトルのバルセロナ大の人が書いた論文を読んでいたわけです。この内容は、2つの催眠技法をほどこした後、60人の被験者に付録にある夕闇のジャングルでジープがガス欠になり、数々の危険を乗り越えて、街にたどり着く、というメタファーを読み聞かせ、セラピストとクライアントがラポールを取るため、あるいは催眠の偏見を解くためにどれくらい役に立ったのか?統計的に検証して、その優位性が認められた、というのがこの趣旨になります。

 もちろん、このメタファーは危険がジャングルを脱出するには何か普段は使わない武器が必要ということが、今現実に抱えている問題を解決するためには、催眠が必要という具合にアイソモルフィックにマッピングされていてこれを間接的に暗示するような格好になっているようにも思ってくるわけですが、何より、このセッションの後に被験者にアンケートを取って統計的に解析してその優位性を示しているのは、個人的にはポイントが高い点です。  

文献


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