2014年11月8日土曜日

ミルトン・エリクソンの系譜:ユンギアンの視点



 起こっている事実をどのように見ているのか?というのはその観察者がどのような枠組みでその事実を見て意味をもたせているか?という結構深いところに行き着くようにも思えてくるのですよねぇ。





ミルトン・エリクソンの系譜:ユンギアンの視点

  ちょいとメモがわりに。

  心理療法家のミルトン・エリクソンの研究に深く関わっている人物として思い浮かぶのは、人類学者のグレゴリー・ベイトソン、心理学者のポール・ウオツラウィック[1]、心理療法家のアーネスト・ロッシ[2]・・・・・と上げていくときりがないわけですが、このあたりで特に面白いなぁと思うのは、ウオツラウィックとロッシはともに、ユンギアン(ユング派の心理学者)としてのキャリアをスタートしていることです。

 もちろん、ポール・ウオツラウィック派の心理学者については後にウオツラキアンなんて用語は発明されたりするのですが・・・・(笑)。

 それで、こう考えるとウオツラウィックにしてもロッシにしても初期に書かれた著作は、ユンギアンのバイアスがかかった枠組みでエリクソンの技法を観察しているのか?と思ったりもしてくるわけですが、そのあたりはご愛嬌ということなのでしょう。

 もちろん、同時期にベイトソンは、エリクソンの技法を、第二次サイバネティックスの枠組みでもって形式知化、理論化しているところがあるので、比較文化人類学的に、サイバネティストとユンギアンの視点の差異を考えることでまた新しいアイディアが浮かんでくるようには思ってくるわけです。

 このあたりはベイトソンが言った「A difference that makes a difference. 」ということになるのでしょう。
文献

[2]http://www.ernestrossi.com/ernestrossi/about.html

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