2015年1月2日金曜日

認知と催眠



  一本の『木』から、その木を含んだより大きな『森』を想像してみる。

 単なる、ひとりごと・・・・・(笑)。 
 




認知と催眠

  お正月休みは他の雑事を気にせずにゆっくり論文が読めるので中々良い時期なのですけれども・・・・UCバークレーの人が書いた「Hypnosis and Cognition[1]というのを読んでいたのですけれど、これが中々秀逸で面白いように思います。

 普通、どうしても催眠というと、催眠現象だけに捕らわれた「催眠バカ」みたいなのが湧いて出る傾向があるわけですが、そこは流石に学術系の人だけあって、そういう短絡的な思考で物事を語っていません(笑)。

 要は、催眠現象のひとつである感覚喪失や記憶減退、心身硬直といった単なる現象から、その背景にある、人間の認知や記憶、神経系の働きといったもっと大きなメカニズムを探っていこうというのがこの論文の趣旨ということになります。

 もちろん、こういったことを探っていくことで、誤った信念をどのように解除していくのか?とか直感的に問題解決するにはどのようにすればよいのか?とか、認知科学的に仮説を立てて説明しようとしているのがこの論文ということになるわけです。

 そう考えると、感覚喪失といった催眠現象は単なる「木」であると考えて、実はそのひとつひとつの木を含んだ「森」がどうなっているのか?を洞察した論文ということになるわけですが、個人的にはこういった全体志向というか全体最適化を考えているようなアプローチは結構好みだったりするわけです。 

文献

[1]http://www.apa.org/pubs/journals/features/cns-0000014.pdf

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