2016年6月22日水曜日

40分で分かるヴァージニア・サティアの家族療法


                                                                                                                             
 最新のシステム理論からすると、結構ダサいのだが、昔田舎のおばあちゃんの実家で手料理を食べた的な懐かしい感じのてんこ盛り感はなんだろうねぇ(笑)。

 <ひとりごと>



MRI ヴァージニア・サティアのレガシー

  世の中の課題の多くは人間関係の中で起きている。しかし、自分だけが頑張れば問題解決できる、というわけでもない。人間関係の問題は組織の問題であり、いわばシステムの問題だ。すなわち、組織や家族を一つのシステムと見て全体の視点から介入しないと解決することはない。[1]
 
  そこで、登場する手法の一つが<家族療法>だ。 家族や組織をシステムと見立ててより大きな視点からの解決を目指す。もちろん、家族療法にもいくつもの流派がある。ミニューチェン、アッカーマン、ボウエン、ウィタカー・・・を無視するわけではないが、大きな木の幹の一つはMRIにも在籍したサティアだ。[2] 個人的なサティアとの出会いは、ジェラルド・ワインバーグ著「コンサルタントの秘密」[3]で紹介されていたこと。また、カリフォルニアに出張した時に知り合ったオーストリア出身の年配のコーチが若い頃サティアのワークショップに参加した体験談を聞いたのがきっかけだ。

 別に家族に問題を抱えているわけではないが、ミッション・クリティカルなプロジェクトに従事していると、組織のマネジメントをもっとうまくやるための理論と方法論を求め続けているところはある。かなり昔にIBMに買収されたラショナル・ソフトウェアのソフトウェア開発でもサティアの方法論をファシリテーションの手法として取り入れている事例もある。[4]

 さて、Youtubeにサティアの技法が非常に簡潔に説明されていた映像がアップロードされていたのでご紹介しておこう。 

 

 これを視聴すると、まずサティア・カテゴリーによる見立て、そして成長モデル
、具体的な介入方法と続き、サティアの技法が40分足らずで俯瞰できるようになっている。余談だが、個人的には個人の振る舞いのパターンに注目したサティア・カテゴリより関係性のパターンに還元したベイトソンのほうが合理的だと思っているので、サティア・カテゴリはあまり好きではない。

サティアの質問について:サティア・カテゴリーの見立てを行う、

http://ori-japan.blogspot.jp/2011/09/blog-post_04.html

サティアの二次的情動をあつかう理論的背景について:

http://ori-japan.blogspot.jp/2013/07/e-prime.html

サティアの氷山モデルについて:

http://ori-japan.blogspot.jp/2012/07/blog-post_13.html


ごちゃごちゃ書いたがサティアの技法は一言でいうと「愛と調和:Love & Congruence」なのかもしれないが、70年代のヒューマン・ポテンシャル・ムーブメントの(人間の限界、ギネスに挑戦的な)いっちゃっている感は少なめにして、研究・実践してみるのも面白いのだろう(笑)。少なくとも、家族や組織の人間関係をシステムとして見立て、介入できるヒントはこの技法にある。

(つづく)

文献
記事の内容の正誤について、執筆者は一切保証いたしません。また、本書の内容、エクソサイズなどを実行した結果被った被害などについて著者は一切責任を負わないこととします。本ニュースレターの内容は、以下クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従うものとします。但し、引用元の著作権は引用元に所属します。ご意見、ご感想は次へ tritune'`@''gmail.com
https://www.facebook.com/okirakusoken

0 件のコメント:

コメントを投稿