2016年6月13日月曜日

ミルトン・エリクソンの系譜:何でも徹底的に<利用>せよ!


                                                                                                                                  
 心理療法家のミルトン・エリクソンを受け継ぐ<エリクソニアン>の間で共有されている哲学がある。

 それは、問題解決や思考行動の変化のために、利用できるものは何でも利用する<ユーティライゼーション>というアプローチ。

 もちろん、これは、日常生活の中でこそ活用することができる。

 電車が止まったとか、行きつけの店が休みだったとか、忘れ物をしたとか、スマホを水没させたとか、横断歩道で車にはねられそうになったとか、取引先から怒られたとか・・・・。

 要は、一見不都合な<現象>をきっかけにして、それを面白おかしく活用できないかと考えること。そしていつもと違うことをやってみること。

 これだけのことだが、抱えている問題が解決したり、新しいアイディアが浮かんできたりする。しかも、自分の責任で試す分はたいしてお金もかからない。さらに、これができると案外人生は案外楽しくなる(笑)。まぁ、そういったことだ。

 <ひとりごと>



ジェフリー・ザイクが語るユーティライゼーション

  Youtubeは役に立つ。個人的にはこう考えている。もちろん、この前提として英語ができれば・・・という条件がつくのかもしれないが有益な情報は得られるし、日常で何か試してみることはできる。

 この一つの事例になるかもしれないが、ミルトン・H・エリクソン財団のジェフリー・ザイクがカリフォルニア州の 心理学大学/大学院のCalifornia Southern University で行った講義の内容をご紹介しておこう。

 ザイクはサンフランシスコ大で博士号を取得後、ミルトン・エリクソンが亡くなる2年前の1978年にアリゾナ州フェニックスに引っ越し、エリクソンに本格的に師事する。1980年にミルトン・エリクソンが亡くなると多くのクライエントを引き継いて治療を行ったことで知られている。別のYoutubeの映像にご自身で5つの職業、1)心理療法家 2)大学教員 3)エリクソン財団理事  4)出版社の経営者  5)セミナーワークショップを開催、に従事していると語られていた記憶がある。

 そのザイクが大学教員として行っているのがミルトン・エリクソンの<ユーティライゼーション>に関する講義だ。


 
13:00 あたりから、以下のリンクで話した、アルコール中毒の妻の話が語れれている。

http://ori-japan.blogspot.jp/2013/02/blog-post_10.html

もちろん、ザイクの提示しているスライドを読むと、色々な著作で紹介されている自分をキリストだと思っている男やすきっ歯の女性の話など盛りだくさんの内容になっているのだが、ここでの要点は<ユーティライゼーション>であるので、一見不都合と思われることをエリクソンがどのように利用したのか?という方向で眺めてみるのがよいのだろう。

 すべてのケースを当たりたければエリクソン全集である「Complete Works 1.0」を読む必要があるのだが、一見不都合なことを面白おかしく利用してみるのは、博士号を持っていなくても、免許や何かの資格はなくても、誰にでもできることではあるのだが・・・(笑)。

(つづく)

文献
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