2016年7月20日水曜日

主要な家族療法のモデル諸々


                                                                                                                             
 昔、CMで「違いが分かる男の、・・・・」というのがあった。

 ここでの違いとは、ウルトラマンの初代からオーブまでキャラとプロットと怪獣が全部言えるとか、仮面ライダーの初代からゴーストまでキャラとプロットと怪人が全部言えるとか、ガンダムのすべてのキャラとプロットと敵が全部言えるとか、そんな感じの常人には関係ないマニアックな世界(笑)。

 で、本当は共通する理念みたいなものが一番大事なのだろうけれど、必殺技は色々あったほうが面白い(笑)。


 <ひとりごと>



バリエーションが豊かなのはよいことだ

  ネットに転がっていた<主要な家族療法のモデルの諸々>の比較を読む。[1]  特に目的はない。が、人類学者にしてサイバネティストのグレゴリー・ベイトソンいわく「A difference that makes a difference 」。要は、<情報>は2つの物事の1つの違いから創発的に生じる。だから、目的を云々する前にとりあえず比較をしてみようということになる。

で、その手法は以下の13流派


  • 構造派  (ミニューチェン)
  • 戦略派(MRI、パロアルト派)
  • 戦略派(ヘイリー&マダネス、ワシントン派)
  • ミラノ派
  • ソリューション・フォーカスト・ブリーフセラピー
  • ナラティブ派
  • 認知行動派
  • コンテクスチャル家族療法
  • ボウエン派
  • サイコダイナミック派
  • 実験的家族療法(ウィトカー、サティア)
  • エモーショナル・フォーカスト
  • ゴットマン・メソッド

これが、


  • 主な主導者
  • 仮定、前提
  • コンセプト
  • 治療法のゴール
  • セラピストの役割
  • アセスメント
  • 介入方法
  • 変化
  • 終了条件
  • セラピストの立ち位置
  • 評価
  • スーパービジョン
  • 参考文献
の項目で比較されている。

で、個人的に理論の背景からカバーできているのは、戦略派、ミラノ派、ソリューション・フォーカスト・アプローチくらいまで。このあたりは、技法としての心理療法家のミルトン・エリクソンと理論としての人類学者、サイバネティストのグレゴリー・ベイトソンが分かってればなんとかなる(笑)。

 話を戻そう、おそらく、この背景にはカンブリア紀のように色々な手法が百花繚乱で乱立した時期があったのだろうなと推測。もちろん、構造派あたりからは50年から60年をへて、これでも多少は集約されて今に至るということになっているのだろう。

  家族療法が家族や組織を一つのシステムと見て介入するというコンセプトはどの手法も変わらないのだろうが、その手法は多くのバリエーションを持っておいたほうがよいということなのだろう。

(つづく)

文献
[1]http://www.aamft.org/Institutes13/Supervision/Individual_Documents/Saturday/mft%20model%20charts%202012%20sup.pdf

記事の内容の正誤について、執筆者は一切保証いたしません。また、本書の内容、エクソサイズなどを実行した結果被った被害などについて著者は一切責任を負わないこととします。本ニュースレターの内容は、以下クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従うものとします。但し、引用元の著作権は引用元に所属します。ご意見、ご感想は次へ tritune'`@''gmail.com
https://www.facebook.com/okirakusoken

0 件のコメント:

コメントを投稿