2017年2月2日木曜日

ミルトン・エリクソン論文全集を読む 33日目


                                                                                                                            
     エリクソン論文全集の進捗が10%になった。

 山でいったら二合目に入ったところ。

 まだ、愉しみが90%も残っている(笑)。

 <ひとりごと>



混乱技法について

  備忘録として書いておく。


 お正月から、ミルトン・エリクソンの論文全集『The Collected Papers Milton H. Erickson』[1]を読んでいる。読み方のルールはここ。それで、33日目の進捗などを書いておきたい。

 それで、今日は「The Confusion Technique in Hypnosis」の続き。

今日の部分は、まず、登場人部の数が論文を読む人に対して混乱技法になっている気がする。また、プリンストン大からやってきた Mr.P という被験者が登場するが、エリクソンが「私を嫌っているぽぃ」とか書かれていて、エリクソンの人間ぽいところが垣間見えるのが面白い。

 登場人物をメモっておくと、



Miss K
Dr. G
Miss F  Dr.Gのアシスタント

Mr.P  プリンストン大から、エリクソンを嫌っているっぽい
Miss S  スミス大から なぜ被験者に選ばれたのか細かいことが知らされていない
Mr. Y  イェール大から、エリクソンの先生のハル博士は催眠に絶対かからない人と言った

Dr. W
Dr. T
Mr. M  イェール大 ハル博士を批判

被験者 28歳女性
被験者 40歳女性

Miss. H
Mr. T
Miss R

 
で、やっていることは、①時制の混乱(昨日のようなやりかた)②あっち、こっち、これ、それ、を混乱させる。だいたいこんな感じの混乱を被験者に試す。それで、どんな反応が引き出されるのか観察するのような感じになっている。

 もちろん、この目的は普段のクリティカル・シンキングのパターンを飛ばして、被験者に地で反応してもらうということがところとどころで示唆されている。余談だが、ここではMRIのベイトソンたちのグループ、例えば、ヘイリーとかウィークランドとかジャクソンとかは出てこないのではあまり考えが昇華されない感じもしている(笑)。

 さて、Youtubeに、エリクソニアンのジェフリー・ザイクの映像がアップロードされていたのでリンクしておく。ここでは、「無意識が Unconscious 」「意識が Conscious 」と「無意識に Unconsciously 」「意識的に Consciously 」が早口で交互に出てきて英語ネイティブが聞いてもなんのこっちゃ?と混乱させるような表現になっている。本当は、ザイクの言っているギフト・ラッピングという概念のほうが重要なのだけれど(笑)。



2月2日の進捗、264ページまで(全体 2,648ページ、進捗率 10.0%) 

Volume 1  : The Nature of Hypnosis and Suggestion

The Confusion Technique in Hypnosis
Milton H. Erickson Reprinted with permission from The American Journal of Clinical Hypnosis, January, 1964, 6, 183-207.




(つづく)

文献
[1]http://ori-japan.blogspot.jp/2017/01/collected-papers.html


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