2017年3月30日木曜日

ミルトン・エリクソン論文全集を読む 89日目


                                                                                                                            
 餅は餅屋で、

 今日は、医学ネタ、

 認知科学から外れているから、だんまりを決め込もう(笑)。

 <ひとりごと>



はじめに

 備忘録として、



 お正月から、ミルトン・エリクソンの論文全集『The Collected Papers Milton H. Erickson』[1] を読んでいる。読み方のルールはここで書いた。

 89日目について書いておきたい。


心因性で発達の遅れている小さいバストを催眠で大きくする!?
 「Breast Development Possibly Influenced by Hypnosis (1960)」から。著者はミルトン・エリクソン。

    一つ目のケースは20歳の女性の話。心因性の要因で胸の発達が遅れている。姉が催眠を試みる。結果、1)アルコールへの依存がほぼなくなる、2)宗教心にあふれ、ソロモンの歌を毎週読むようになる、3)大学へ戻り過去失敗した講座を再履修、4)社会的活動、レクリエーションに従事するようになる、5)職を得る、6)数年来知り合いの同じ世代への関わりの増加、7) 片側 1インチ、もう片側は1.5インチ、胸が大きくなった。

 二つ目のケースは17歳の女性の話、心因性の要因で胸の発達が遅れている。催眠で心因性の要因を取り除く・・・・

・・・・・・・・・・

 ただし、両方ともあまり厳密な検証は行われていない。おそらく、エリクソンがこのような話を取り上げたのも今後の研究の「ネタ振り」のように思われる。要は、先ず隗より始めよ、という感じだ。

 細かい技法については書かれないないがおおよこのような話。エリクソンも胸の発達に催眠がどの程度関与しているのか?よく分からないと書いている。ある意味、おおらかな時代の論文と思って読むと面白いのだろう。



心因性などで周期などが不安定になった月経に催眠が及ぼす影響

     「Psychogenic Alteration of Menstrual Functioning: Three Instances  (1960)」から。著者はミルトン・エリクソン。

     これも医学ネタになるので細かいことは書かない。要点だけ書いておくと、強いストレスを受けると女性の月経の周期が乱れたり、止まったりする。こうなった場合に、催眠を使ってもとに戻せるのか?3人の被験者について考察した論文がこれにあたる。

    ・・・・・・・
     

    随考

     このあたりの論文を読んでいると思う。ミルトン・エリクソンはやっぱり医者だなぁ、ということだ。学位で言うとM.D. 、エリクソンはこれに加えて心理学の M.A.の学位を持っている、日本だと(文系の)修士号に相当する。

     それで、今日は医学ネタなのでまったくの門外漢。英語の行間まで読めてはいるのだが、だんまりを決め込む日だ(笑)。


    3月30日の進捗、710ページまで(全体 2,648ページ、進捗率 26.8%) 

    Volume 2 : HYPNOTIC ALTERATION   OF SENSORY, PERCEPTUAL    AND PSYCHOPHYSIOLOGICAL   PROCESSES

    Breast Development Possibly Influenced by Hypnosis: Two Instances and the Psychotherapeutic Results 
    Milton H. Erickson Reprinted with permission fromThe American Journal of Clinical Hypnosis, January, 1960, 11, 157-159. 

    Psychogenic Alteration of Menstrual Functioning: Three Instances 
    Milton H. Erickson Reprinted with permission from The American Journal of Clinical Hypnosis, April 1960, 2, 227-231. 




    (つづく)

    文献
    [1]http://ori-japan.blogspot.jp/2017/01/collected-papers.html


    記事の内容の正誤について、執筆者は一切保証いたしません。また、本書の内容、エクソサイズなどを実行した結果被った被害などについて著者は一切責任を負わないこととします。本ニュースレターの内容は、以下クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従うものとします。但し、引用元の著作権は引用元に所属します。ご意見、ご感想は次へ tritune'`@''gmail.com
    https://www.facebook.com/Okirakusoken-236949276723679

    ――

    0 件のコメント:

    コメントを投稿