2017年8月3日木曜日

ミルトン・エリクソン論文全集を読む 215日目


                                                                                                                            
 
  ハンドシェイク・インダクション関係の映像として、

  Youtubeをのぞくと、宴会芸ばかりが多いのだなぁ(笑)。


   <ひとりごと>




はじめに

 備忘録として、



 お正月から、ミルトン・エリクソンの論文全集『The Collected Papers Milton H. Erickson』[1] を読んでいる。読み方のルールはここで書いた。

 215日目について書いておきたい。 
 
催眠の現実

 「Hypnotic Realities The Induction of Clinical Hypnosis and Forms of Indirect Suggestion(1976)」著者はミルトン・エリクソンとアーネスト・ロッシ+シーラ・ロッシ。

    ミルトン・エリクソン論文全集の第四巻を読んでいる。そこに含まれていて、今回からの範囲に収録されているのは、「Hypnotic Realities : 催眠の現実」だ。個人的には英語で何度か読んでいる。また、書店でぱらぱらとしか確認していないが邦訳が出ている。

 そのため、ここの部分の読み方についてはルール変更して興味深いと思ったメモだけ記載しておくことにしたい。

・・・・・・・・・・・
 今日は以下の内容。

・Posthypnotic Suggestion Contingent on Awakening
・Posthypnotic Analgesia from Two Mutually Reinforcing Suggestions 
・Questions for Indirect Trance Induction 
・Surprise to Reinforce Trance 
・Compound Suggestion for Dissociation
・Catalepsy and Analgesia 
・Catalepsy as a Segmentation Phenomenon 
・Question Initiating Dissociation
・Contingent Suggestion 
・Trance Termination and Ratification
・CONFUSION IN THE DYNAMICS OF TRANCE INDUCTION
・DYNAMICS OF THE HANDSHAKE INDUCTION 
・The Handshake Induction
・Exercises in the Nonverbal Approaches 

 
随考

 ―― 予定調和の予測をはずす?――
   
   今日のテーマは何か?と考える。おそらくこういったことだ。

 人は想定外のことが起きる、あるいは認知を超える情報処理に遭遇した場合に、固まる、などの反応が起こる。

 はじめに、想定外のことについて考えてみる。人は過去に身につけた枠組みで物事を見ている。今起こっている現象を見て、少し先の未来はこうなるだろう、という予測を無意識に行っている。例えば、足元に落ちそうになっているレンガだと思っていたものが単なる発泡スチロールだと分かった時。これは期待を裏切られるので驚くなりするだろう。エリクソンの場合はハンドシェイク・インダクションということになるのだろう。

 次に、認知の制約について考えてみる。人の認知の上限は意識して同時に認識できる情報のチャンクはジョージ・ミラーの提唱した7±2と言われている。この時、これを超えるような情報が流入すると認知がハングするということが起こる。

 他にも条件があるかもしれないが、エリクソンはこうった認知上の制限を取り入れてトランスインダクションを行う。そして、通常の意識のパターンをよい意味で壊す支援をしているように思われる。

 何れにしても、いつも意識しているクリティカルな思考は時には保留してみたほうがよい場合もある、ということなのだろう。
   

8月3日の進捗、1696ページまで(全体 2,648ページ、進捗率 64.0%)


Volume IV
INOVATIVE HYPNOTHRAPY


Hypnotic Realities The Induction of Clinical Hypnosis and Forms of Indirect Suggestion by Milton H. Erickson, Ernest L. Rossi & Sheila I. Rossi With a Foreword by Andre M. Weitzenhoffer



お知らせ:

ミルトン・エリクソンの本質を突き詰めたから分かったことがあります。

 組織のパラドクスを解消し、組織の認識、行動の変化を支援する、
「変化・創発ファシリテーション」のオンデマンド、オンサイト講座を開始いたします。

詳細は、こちらから。


(つづく)

文献
[1]http://ori-japan.blogspot.jp/2017/01/collected-papers.html


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